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筋機能矯正装置
先日参加した筋機能矯正装置のセミナー
ロッキーマウンテンモリタからでている
マルチファミリーという装置についてのセミナーでした。
歯のせいで口が閉じれない、閉じようとすると
あごに梅干しのようなしわができてしまう。
このような症状の場合は、
上あごや歯がでている、下あごが後ろに引けている。
また、飲み込みの際の舌の異常な使い方をしている場合があります。
こういった口唇の過緊張や異常な飲み込みの癖を排除しながら
訓練をしていける装置がマルチファミリーです。
唇の圧を排除し、下あごを前に誘導していくと、下の歯が
はえるスペースが少しできて歯並びもよくなってきます。
ただし、装置を入れているだけでよくなるものではなく、
装置を毎日いれてしっかりと口を閉じ、
舌を上あごにつけて唾をのむ練習(これが正常な
舌の動きです)も必要です。
下あごが後ろに引けていると、歯並びだけでなく
睡眠時無呼吸などの原因になります。
装置を入れる前と後では気道の幅が変わって、鼻呼吸
がしやすくなったり、睡眠時無呼吸が改善されるようです。
歯並びをなおすには口の周りの筋肉や舌の位置なども
重要な要素です。
これを訓練することを
筋機能訓練(MFT)といいますが、
小西歯科小児歯科医院でもMFTに力を入れたいと思っています。