精密歯科診療

精密歯科診療について

より精密な治療で歯を守る

歯を削る、歯に詰め物や被せ物をするなど、治療の各過程において「精密さ」は重要なポイントです。当院ではマイクロスコープを使用し、より精度の高い「精密歯科診療」の提供に努めております。マイクロスコープは主に根管治療を中心に使用しますが、むし歯や歯周病の治療、詰め物や被せ物の適合性を確認する際や検査にも取り入れ、診断や治療の質を最大限に高めていきます。
できるだけ歯を削らず抜かない治療に努めておりますので、ご自身の歯をできる限り残したいとお考えの場合は、まず当院にご相談ください。

当院の
精密歯科診療の特徴

歯内療法の専門医による診療

当院では、日本歯内療法学会の専門医である理事長が治療を行っております。
歯内療法(根管治療)とは、歯科治療の中でも高い専門性が求められる治療であると同時に、今ある歯を守るための大切な治療です。経験・知識ともに豊富な理事長が、あなたの歯を守るための精密治療をさせていただきます。

歯を大切に残すための治療は、当院にお任せください。

マイクロスコープとは

歯科用の顕微鏡であるマイクロスコープは、視野を肉眼の20倍程度まで拡大でき、より精密な治療の実現に欠かせない機器です。日本国内の歯科医院では、マイクロスコープの普及率は約3%といわれており、まだまだ少ない状況です。
歯科医師の経験や勘、レントゲン検査のデータなどを参考にした治療では、むし歯や歯石、汚染物質を取り残す恐れがあり、治療を繰り返す原因もなります。
マイクロスコープによる精密な治療により、口腔内の清潔さや健康な状態が維持され、再治療のリスクを軽減できます。入れ歯やブリッジなどに頼らず、患者様がご自身の歯でいつまでも健康に過ごし、食事や会話を楽しめる毎日にもつながります。

精密歯科診療の特徴

  • できるだけ「削らない

    むし歯の治療において、むし歯に侵された部分と健康な歯の部分があり、マイクロスコープを使えばその境界をはっきり見ることができます。そのため、不必要に歯を削ることなく、健康な歯の部分を少しでも多く残すことができます。

  • できるだけ「抜かない

    根管治療では、歯の神経の細く暗い部分をしっかりと見極める必要があります。マイクロスコープは、細くて暗い場所でも正確に捉えることができ、むし歯の再発を防いで抜歯を回避することができます。

精密歯科診療の注意点

  • 保険適用外のため、自由診療となります。

精密歯科診療の活用

  • むし歯治療

    肉眼では見えない初期の小さなむし歯も、マイクロスコープなら確認できます。歯を削る場合も、削る量を最小限に抑えられ、歯にかかる負担の少ないむし歯治療が可能です。

  • 歯内療法(根管治療)

    根管は非常に複雑な形状をしており、肉眼だけに頼る根管治療は困難です。マイクロスコープの使用により根管の状態を適切に把握でき、根管治療の成功率が高まり、再治療のリスク軽減につながります。

  • 歯周病治療

    肉眼では確認できないわずかなプラークや歯石も、マイクロスコープなら視覚的に確認できます。また、患部に治療器具を的確に充てることができ、痛みや出血の軽減も期待できます。

  • 詰め物・被せ物

    マイクロスコープを用いる処置により、詰め物や被せ物と天然歯の適合精度が高まります。二次むし歯のリスクを軽減でき、天然歯の維持につながります。

  • 歯の亀裂の確認

    マイクロスコープにより、歯のクラック(亀裂)の有無も確認できます。むし歯がないにもかかわらず、噛む時に歯の痛みを感じる場合はお早めにご相談ください。